LPで反応が出ないを改善|心理テクニック5つをご紹介
LPを作ったあと、
「デザインや文章は悪くないはずなのに、なぜか手応えがない」と感じたことはありませんか。
LPは文章(内容)やデザインがとても重要です。
一方で、それだけでは判断や行動につながりにくい場面もあります。
この記事では、人がページを見たときに無意識に行っている判断の視点から、LPに取り入れると効果的な、心理学を活用した方法をご紹介します。
LPは「読むページ」ではなく「行動を促すページ」
LPは、情報を分かりやすく伝えるだけではなく、最終的に、問い合わせや申し込みといった行動につなげることを目的としたページです。
そのため、LPでは、情報を伝えることと同時に、行動を選びやすい状態をつくれているかという視点が欠かせません。
LPのデザインや文章が整っていても行動につながらない理由
LPを見ていて、「デザインはきれいだし、文章も丁寧に書かれている」それでも、なぜか行動につながらない。そんなケースは少なくありません。
この場合、「情報が足りない」「説明が不十分」というよりも、行動に結びつく要素がうまく機能していないことが原因になっている場合があります。
たとえば、情報としては十分に説明されていても、目に留まらなければ読まれませんし、関心を引けなければ、その先の行動にはつながりません。
ここで重要になるのが、人が注意を向けやすいポイントや、興味を持ちやすい刺激、行動を起こしやすくなる条件といった、心理的な作用です。
心理学的なアプローチは、こうした人の反応を踏まえたうえで、LPの見せ方や伝え方を調整し、結果として行動につなげるために使われています。
LPで心理学的アプローチを使うのが効果的な理由
LP制作で心理学が使われるのは、ユーザーの気持ちを操作したり、強引に行動させるためではありません。
人は、ページを見たときに
「何に目が留まるか」
「どこが気になるか」
「どこで行動を選ぶか」
このような判断を、無意識のうちに行っています。
心理学は、そうした人の判断や行動に影響を与えやすい傾向を整理したものです。
LPにおいては、その考え方を踏まえることで、伝えたい情報がきちんと目に入り、興味を持ってもらいやすくなり、行動につながる確率を高めることができます。
感覚だけに頼るのではなく、「なぜここで目に留まりやすいのか」「なぜこの見せ方だと行動しやすくなるのか」を説明できる視点として、心理学的なアプローチが使われています。
次の章では、LP制作の現場でも使われることの多い心理学の考え方を、具体例と合わせて紹介していきます。
LPで使われる心理学の考え方と具体例
ここからは、LP制作の現場でもよく使われる心理学の考え方を、具体的な例とあわせて紹介します。いずれも、特別な仕掛けというより、ユーザーの反応を引き出しやすくするための視点として活用されているものです。
◽️カクテルパーティー効果
人は、多くの情報の中でも、自分に関係があると感じたものに自然と注意を向けやすい傾向があります。

LPでは、誰に向けたページなのか、どんな悩みや状況の人向けなのかをはっきり示すことで、「これは自分のためのページだ」と認識してもらいやすくなります。
結果として、続きを読んでもらえる可能性が高まります。
例えば、このようなお悩みありませんか?と聞かれると、”わたしのことかも!”と感じてついつい読み進めてしまいます。
◽️カリギュラ効果
「限定」「禁止!」と言われると余計に気になってしまうという心理効果です。

LPでも、あえて対象者を絞ったり、続きが気になる形で見せることで、行動を促しやすくなります。
煽りすぎると逆効果になるため、使いどころと表現のバランスが重要です。
過激な表現は信頼感を下げてしまうことも。
◽️アンカリング効果
最初に提示された情報が、その後の判断の基準になりやすい、という心理です。

価格やプランの見せ方、サービス内容の比較などで、どの情報を先に提示するかによって、受け取られ方が変わることがあります。
値引き前の価格が基準になり、割引後のお得感がアップしている印象になりますね。ただし、通常価格を偽るなどはNGです。
◽️バンドワゴン効果
多くの人が選んでいる、利用者が増えているといった情報は、行動の後押しになりやすい傾向があります。

実績数や利用者の声、導入事例などは、単なる情報というより、選んでも大丈夫そうという安心材料として機能します。
〇〇人が購入/人気No.1/累計◯件突破などの表現があります。盛るのはNG。リアルな数字を出すことが信頼につながります。
◽️フィッツの法則
近くにあって大きいものほど、すぐに選ばれやすという法則です。行動までの距離や手間が少ないほど、人は行動を起こしやすくなります。

ボタンの位置や大きさ、導線の分かりやすさなどは、行動しやすいかどうかに直結します。
スマホの操作でもボタンはサッと押せるようになどの工夫ができます。
これらの心理学的な考え方は、LP全体の設計や目的に合わせて組み合わせて使われます。
LPに心理テクニックを取り入れるときに注意したいこと
心理学の考え方は、LP改善に役立つ一方で、使い方を誤ると逆効果になることもあります。
たとえば、興味を引こうとして刺激の強い表現を重ねすぎると、売り込まれている感じや、操作されている感じを与えてしまうことがあります。
そうなると、関心を持ってもらうどころか、かえって距離を取られてしまうケースも少なくありません。
大切なのは、
「この心理テクニックを使いたいから入れる」のではなく、
「この場面で、どんな反応を引き出したいのか」を先に考えることです。
心理学は、ユーザーを動かすための近道ではなく、伝えたい内容や価値を、正しく受け取ってもらうための補助的な視点として扱うのが適切です。
女性向けLPで意識したい心理学の使い方
女性向けLPでは、数値やスペックを並べるよりも、それを使ったときの自分がどう感じられそうかといった感覚的なイメージが、行動の判断材料になる場合が多くあります。
たとえば、
・どれだけ実績があるか
・どれだけ評価が高いか
このような情報も参考にはされますが、それ以上に
「これを選んだら、自分らしさを取り戻せそう」
「無理をせず続けられそう」
といった感覚が、興味を引くきっかけになることがあります。
そのため女性向けLPでは、成果や数値を強調するだけでなく、そのサービスを通して得られる“状態”や“変化”をイメージしやすく伝えることが重要になります。
たとえば、
・利用後の一日の過ごし方がどう変わるのか
・これまで感じていた不安や負担がどう軽くなるのか
・気持ちや行動にどんな変化がありそうか
こうした表現は、多くの情報の中でも「自分ごと」として受け取られやすく、結果として行動につながりやすくなります。
心理学を取り入れることで、LPはもっと伝わりやすくなる
ここまで紹介してきた心理学の考え方は、伝えたい内容を、きちんと届く形に整えるための視点として、とても相性がいいものです。
人は、ページを見たときにすべての情報を同じ熱量で受け取っているわけではありません。
だからこそ、どこに注意が向きやすいのか、どんな言葉に興味を持ちやすいのか、どんな状態だと行動を選びやすいのか。
そうした傾向を踏まえて設計することで、LPはぐっと伝わりやすくなります。
うまく取り入れてユーザーに伝わるLPをつくりましょう。
LPの見せ方や伝え方で迷っている場合は、制作や改善のご相談もお気軽にご連絡ください。


